生活習慣病の予防

当院では、生活習慣病の客観的評価が可能な最新検査を導入しております

心エコー・頸動脈エコーについて

当院では、通常の血液検査・尿検査・心電図検査などはもちろん、それらに加えて最新の超音波診断システム(東芝 Xario)による心臓超音波検査(心エコー)および頚部超音波検査(頸動脈エコー)をおこなっております。

心エコーは、心臓の機能の測定し、心筋梗塞、心臓弁膜症、心不全、各種の心筋症、心内膜炎、心外膜炎、心タンポナーデ、心臓腫瘍、先天性心疾患の一部の診断に大変有用です。

頸動脈エコーは、頸動脈のつまり(=狭窄の程度)や動脈硬化の程度を詳しく調べることができる検査です。頚動脈は脳につながる大切な血管であり、そのつまり具合によって脳梗塞の危険性を評価することができます。

高血圧、糖尿病、高脂血症、肥満、ヘビースモーカー、メタボリックシンドロームなどの生活習慣病がある方は、超音波検査を受けていただく事をお勧めいたします。

特に当院では、リハビリや併設健康増進施設「ウェルケア」で運動療法をおこなう際に、心臓や頸動脈のつまりによるリスクはないかを判定するのに役立てており、患者様に安全かつ的確に運動処方をおこなっております。

血圧脈派検査装置について

血圧脈波検査装置”form PWV/ABI”という機器を使って測定します。この検査で血管の硬さと狭窄を知ることができます。また得られた結果は動脈硬化の程度を数値・グラフで表せます。
動脈硬化を総合的に診断することができます。
血圧を測る要領で、手足の血圧を同時に測り、約5分で検査が終了します。
痛い検査ではありません。両手両足に血圧計を巻き、胸に心拍音を拾うマイクをつけるだけです。

結果は動脈硬化の程度を数値・グラフで表せます。特に糖尿病・高脂血症・高血圧・肥満などがある方、閉塞性動脈硬化症・虚血性心疾患・脳血管疾患の予防にお役立ていただけます。